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【ゲーセン放浪記】たった一個のゲームで人生が変わる(終わる)

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どうも。ご無沙汰してます。時間が取れた時に書こう、書こうとしていたお題、ゲーセン放浪記(まんま)ですが今後チビチビと更新していきたいと思います。なにぶん15年以上前の記憶なので定かでは無い所が多々ありますがそこら辺の記憶の風化具合もまたアレなもんで、って事で勘弁してください。

当時16歳。高校にもいかずきままなフリーター生活を送っていた俺は本屋に行くのが好きだった。明らかに同級生と違って金を持っていた俺は無尽蔵に漫画を買ってみたり、趣味のミリタリー関係の雑誌とかを買い漁っておりました。そんなある日、本屋にて目を留めた一冊の本。これが既に崩壊しかけていた俺の人生を完全崩壊させます。それが今回のタイトル写真の本「バーチャファイター マニアックス」A4ノート3冊分はゆうにあろうかと思うほどに分厚く、全ページがカラー。表紙がコレだ。すんげえローポリゴン。元祖ポリゴンシューティングゲーム、任天堂のStarfoxが出た翌年だった事もあり、ポリゴンのキャラかな?という事だけは読み取れた。とりあえず手にしてページをめくる。どうやら、バーチャファイター(以下、VFと記載)という対戦格闘ゲームの公略本らしいという事は分かった。しかし、普通攻略本であれば、向こうがこうくればこう、ああくればこう、みたいなHOW TO形式で書かれているのだが、そういう類のHOW TOはこの本には各キャラクターにつき、2ページ程しか書かれていなかった気がする。主に書いてあるのはキャラクターの技表。しかもアクションを起こす一コマ一コマを多重露出の様に半透明で重ねて流れで分かる様に写真で分かり易く表記。それだけ。後は硬直時間と攻撃発生までのフレーム数。フ、フレーム?映像は秒30コマ。インターレースで表示することを考慮すると秒60フレームとなる。(ここらへんはwikiって下さい) その60フレーム換算を用いて、攻撃発生までのフレーム数と、攻撃を出し切った後の硬直フレーム数、それしか書いていない。なんか知らないけどスゲーマニアックな本だと思った。正にタイトル通り。つうかなんなんだこの情報量とフレームによる戦いって。理解出来ない。出来ないが・・・・気になる・・・・何より、3Dで初めての対戦格闘ゲームというのがそそった。世界初、だ。今でこそ当たり前だろうけど、当時の俺からしたら驚愕するゲームに見えた訳だ。2Dのドット画の呪縛から抜け出した、純粋なポリゴン。に見えた。俺のフィルターを通すと。ちなみにamazonでの書評は「革新的なゲーム「バーチャファイター」にふさわしい攻略本。愛蔵本でありデータであり写真集であるような攻略本。この本には「バーチャファイター」の為に人生を捨ててもいいとすら思う人間たちの意気込みがある。」その通り、三年後の俺はこのゲームの為に人生を捨てて良いと本気で思っていた。

しかし肝心のお値段は2800円位して、CD一枚分の値段!なんだこりゃあ!その日はそんな高い本買ってられっか!と言いつつ帰宅。だが、何故かあの本が気になって気になって眠れない・・・・三日後、その本を買った。思えばあの時、あの本を買わなければあんな事にはならなかったはずなんだ・・・・・はずなんだよ・・・・・

まず家に帰って本をしこたま熟読しまくる。色んな事が書いてある。CPU戦(対人ではなく、対CPUと闘う)時の攻略方なんかが書いてある。まずそこを読む。シューティングだろうと格闘ゲーだろうとレースゲーだろうと、当たり前だが、とりあえずでも良いからクリア出来ない事にはお話にならない。なのでひたすら読んで、頭に無駄に叩き込んで、ゲーセンへ。家が新潟大学の近くだったのでとりあえず明るくて柄が悪そうな連中が来ない方へ行く。当然夕方。ブルーリッ○という、ビリヤード、インチキパチンコ、2Fがバッティングセンターになっていて、24時間営業、昼から夜は大学生の溜まり場。深夜は当然かな、ヤンキーと暴走族の溜まり場だ。深夜は危ない。今でこそゲーセンはある程度日の目を浴びて夜でも行けるけど、15年前なんて凄かった。後々に書いていこうと思うが、当時の俺にしては至極身近なバイオレンスな場所、それはゲーセン、というモットーで、それは決して誤認識などでは無かった。色々とキツイモンを見たし、巻き込まれて当事者になった事もあります。が、まぁそれは置いておいて、なにはともあれってんで一人用の筐体(大きなゲームセンターには、対戦専用の向かい合った筐体1ペアと、完全に一人で楽しむように、一人プレイ用の筐体と、別れています。小さなゲームセンターは回転率の高さを求めるので、一人プレイ用の筐体なんかありません。)にコインをチャリーン。1プレイ200円って。高ッ!まぁ良いじゃないか・・・・やってみよう・・・・1:30後、GAMEOVER。・・・・・・・・んだこのゲーム!すげー難しいっつーかなんだこれ!おかしいだろ!ダメージがすんげえぞオイ!そりゃそうだ。有名2D格闘ゲーム、スト2なんかと比べたら雲泥の差、正にマゾゲーとも思えるゲージの減りっぷり。一回すっころばされて、キャラが起きあがる前に追い打ち攻撃を食らおうもんなら良くて1/3、ひどいと半分位ゲージを持って行かれる。もっと酷いとREADY・・・・GOーッ!!!!・・・・・K.O!みたいに2秒で終わる。マジで。鬼のようなゲーム。正に初心者お断り。CPU戦でこれかよオイ・・・・こりゃ俺が対戦なんてやった日には瞬殺もいいとこだわなー。なんて思ってた。で、2週間位かかってなんとかクリア。CPU戦をね。たかだかCPU相手にですよ。そこに2週間もかかる俺はなんて愚鈍なんだ、と思いましたけど。まぁ自分の中では第一ハードルはクリアしたので良しとして、次は対人ですよ。そして俺はそこで地獄を見る訳だ。

その日はちょっと違ったテンションでゲーセンへ行く。相手が人だから。なんかドキドキする。馬鹿中学生の時に味わった、これから喧嘩しに行きますよって時のテンションと似ている様な気がしました。で、まずはぐるりと見渡して、その時は誰もVF1の対戦筐体に座っておらず、これ幸いとチキンな俺は対戦筐体に座り、煙草を吸いつつCPU戦をプレイ。誰か入ってくるかな?来ないかな?今日人いないしな。なんて少なからず残念に思っていたら来た。来たよ。チャリーンという効果音と共にチャレンジャーCOMESとかそんなメッセージが。で、相手は多分相当やり慣れてるっぽくて、あーどのキャラにしようかな、これにしようかな、あれにしようかな、という感じでコロコロとキャラを変える。で、まだ選ばない。も、もうとっとと選んで下さい!向こうが選ぶキャラを変更する度に俺は脳内シミュレートをやり直さなきゃならない。マニアックスで得た知識を、その度に反芻せねばならない。
で、相手は黒人の、投げが得意なキャラを選んできた。こっちは最強キャラと名高いキャラ。向こうは鈍重でこっちはフットワークが軽い。こりゃあ勝てちゃうかもなーなんてほくそ笑んでいた2分後・・・・・・・負けた。1R目は開始直後、俺がカカカッっと連打系の技を出した所、カウンターにパンチを一発入れてそのまま投げ直行->ダウン攻撃->死亡・・・・・う、噂には聞いておりましたがこ、これがワンパンスプラッシュかよ!と対人の洗礼を浴びた瞬間でありました。VFは相手の攻撃に対してカウンターでパンチなんかを挟み込むと、投げが確定(これやったらこれ絶対食らう)する法則があり、思いっきりそれを食らった訳ですよ。コレを回避するには1/30フレームのタイミングで下段パンチなんかを撃たないと回避できないんだけどそもそも目押しで1/30って当時の俺には無理難題な訳で、まずもって投げっぱなし。投げられっぱなし。そんな訳でその後も5回程トライするも、無情に俺の選んだキャラは天高く持ち上げられ、地面に叩きつけられ、ゲージは減りっぱなし。死にまくり。俺しょんぼり。という事で初対戦はやっぱりというか、当然の様にフルボッコ、という感じで御座いましたとさ。<続く>

- 3 Comments

イーゴン  

ずっと前に、ある生徒が
「将来ゲームデザイナーになりたい」
っていってて、なんで?って聞いたら、
「俺をこんな風にしたゲームに復讐したいんです。」
っていってた。

そいつそのとき20歳くらいだったかな。
すぐに辞めてしまったけどね。
やけに記憶にのこってるなぁ。

2009/09/08 (Tue) 02:52 | EDIT | REPLY |   

イーゴン  

コン越の自伝だね。
超面白い。

2009/09/08 (Tue) 00:43 | EDIT | REPLY |   

mackie  

懐かしい話が続々出てきそうで期待大◎

2009/09/08 (Tue) 00:35 | EDIT | REPLY |   

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