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【アートノバ】台所で煙草を吸う。その喫煙スペースは未来へ繋がる(上)

BGM:Futurecop - Karate Kids

前置きが長い。順を追っていかないと駄目なのですよ。

わたくしこと越前の略歴を単純にまとめますと、中学2年位から学校行きたくねえ病(不登校ってやつかね?)発動->諸処諸々の事情で卒業後、20個弱の職種を転々とし20歳まで過ごす。19歳の時に当時勤めていたコンビニでバイトで29歳フリーター君(でもすげえ良い人だった。なにより、馬鹿みたいに優しい人だった)を一歩引いて見て、これじゃ俺もこうなるしかねえな・・・・・いやまてや!俺なんか映像とかグラフィックやりてーんだよ!つくりてえの!みたいに突然発病->高卒じゃないと専門学校入れませんよ?と受付で姉ちゃんに冷たく言われ、21歳で高校一年生となり、高校卒業後、専門学校へ入学したものの、元来家のPCである程度のスキルを身につけていた俺は不必要な授業には出ず、家でひたらすら作品or習作を作るだけの日々となり、忙しくはあるが精神的には飢えていた。足りない。足りねえ。何かが。

ある同期のコがボヤいていた。美大に行けないから来たんすよ。と。

美大って何?絵描きになる学校だべ?(マジ) と、今となってみれば俺の無知さ、将来をまるで見据えていないノープランっぷりに自分でも頭が下がるが、マジで美大の存在意義を知らなかった。しかしメインの職種がCGデザイナーであるが故にデッサンの必要性はあるのかもしれないなあ、程度に考えてはいた。でも美大については全然知らなかった。絵を描くだけの学校だと思っていた。将来は画家になる人だけが行くんだと思ってた。でも、本気で知らないという事はある意味では幸せだ。僕には彼らの敗北感も、美大に行けなかったという苦悩も知らず、気楽に好きな授業だけ取って、一日15時間PCを触っていた。

で、いよいよ卒業の年だ。この一年授業は何もない。俺は何をすべきか?今でこそ出来る事、時間の使い方があるのではないか?デッサン?デッサンかな?という事で色々と調べるも沢山ある。めんどくせえ。で、他の生徒(俺の5コ下のコとか)に、なんかデッサン教室ねえのー?おすすめーねえのー?と聞いたら、其奴が話を聞きに行ったが、君にここは向いていないよ、と断られた教室があると。言わば客を選ぶ店、ってヤツだ。むしろ俺は俄然そこに興味を持つ。其奴が今通っている教室の話をしだしたが、いやそんなのはいいからさ、そこ教えろよ。何処だよ場所?白山(地名な)?ちけーな。ってな感じで電話番号を調べて電話をし、これこれこうで、歳を食っているのだが勉強したい、という旨を伝え一度話をしよう、という事になった。その方がのぶ氏とイーゴン氏の上司でもあったY先生であった。

きったねえビルだなオイ!というビル、というか汚い箱。酷い形容だが俺の印象はそんな感じ。昭和初期がそのままそこに取り残されている感じ。そんなビルにそのアートノバはあった。おそるおそる自分の名を告げ、Y先生と話す。ただ普通に、将来自分がこうありたいという姿に近づける為にスキルが必要なんです。と、求めることを素直に告げた。「じゃあ来週からね。」全然断られなかった。先生は終始笑顔を滲ませていた。でも不器用そうな人でもあった。でなければこんな廃墟で仕事なんかしないよなあ(酷いですね)。でも俺はそういう人が大好きだ。プライドが見える。汚いビルにも、入学希望の生徒を無下にしたりする所にも、言葉の端々からプライドが見える。でもそのプライドは若いガキが気張っているだけのすぐ折れるプライド等ではない。本気で物事に取り組んできた人間だけが得る事の出来るプライドの片鱗。

その片鱗に触れて、帰宅。

来週からかー。鉛筆買いに行かないとだなあ。ねりけし?あれ何処で売ってんのかなあ。学校に置いてねえのかなー。とか考える。楽しい。
新しい職場、バイト先へ行く一日目。転校先の学校での一日目。ちょっとドキドキする感じ。それを感じた。

そしてその次の週、のぶさんと、イーゴン君に出会った。

- 1 Comments

イーゴン  

>その片鱗に触れて、帰宅。

ってのがいいね。

なんかいい。

2009/08/12 (Wed) 08:18 | EDIT | REPLY |   

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